maya-usd を github Version 0.25.0 にアップグレードしてみた。

maya-usd Version 0.25.0 にアップグレードしてみた。を cmake してみたい。

以下のサイトを参考にした
https://yamahigashi.dev/text/dcc/usdmaya01/

インストール

  1. インストーラの入手
    以下のサイトにmaya2020向けのビルド済バイナリが配布されている。

https://github.com/Autodesk/maya-usd/releases | github.com |

リリースから
https://github.com/Autodesk/maya-usd/releases
Maya2023.3に付属と同バージョンの
二十二番をやってみるのは上書きしそうなのでやめて
maya-usd Version 0.22.0
形跡の残りやすい安定板の二十五番をインストールすることにした。
maya-usd Version 0.25.0

ダウンロード後インストーラを起動し所定の場所へインストール。もしくは自分でビルドする場合は 2022.5, 2023.3, 2024.1 , 2024.2が対応している。

重要な情報
ビルド
Maya 2024 用の USD バージョン 22.11 と MaterialsX 1.38.5 を使用してビルドされました。
Maya 2022/2023 用の USD バージョン 21.11 と MaterialsX 1.38.3 を使用してビルドされました。
Maya 2019/2020 のビルドはサポートされなくなりました。

MayaUSD_0.25.0_forMaya2022.5_Readme.txt
MayaUSD_0.25.0_forMaya2023.3_Readme.txt
MayaUSD_0.25.0_forMaya2024.1_Readme.txt
MayaUSD_0.25.0_forMaya2024.2_Readme.txt

C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\Maya2023
└─Maya2023
└─0.22.0_202302061132-12c3665
がデフォルト

https://github.com/Autodesk/maya-usd/releases/download/v0.25.0/MayaUSD_0.25.0_forMaya2023.3_Readme.txtの内容

  • この 0.25.0 リリース インストーラは Maya 2023 Update 3 に対してビルドされており、Maya 2023 Update 3 でのみ動作すると予想されます。
  • セキュリティ パッチにより、このリリースで使用される USD のバージョンは、USD に依存する以前のバージョンの Maya プラグインと互換性がない可能性があります。
    USD ワークフローとの互換性を確保するために、Arnold と Bifrost を更新することをお勧めします。
  • Linux では、.run インストーラーの一部として抽出専用機能があります。 その使用方法は次のとおりです。
    ./MayaUSD_0.25.0_Maya2023.3_Linux.run –tar xvf (これにより、すべてのファイルが抽出されます。本当に必要なのは rpm だけである可能性があります。)
  • rpm 経由でインストールするには: rpm -iv –force ./.rpm
    – あるいは、rpm2cpio を使用して、この rpm から生ファイルを抽出することもできます。
  • (–force により、プラグインのモジュール *.mod ファイルが新しいインストーラー データで確実に上書きされます。これはセットアップによって重要になる場合とそうでない場合があります。)
  • MayaUSD リリース インストーラは、他のリリースと「並行して」インストールします。 つまり、インストール ディレクトリには次のような名前のフォルダーが含まれます。
  • _-
  • これらのインストール/フォルダー名は常に一意であるため、「並列」でインストールされます。
  • 現在のインストール場所は次のとおりです。
  • Windows: C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\Maya<バージョン>\<日付文字列>-<ハッシュID> – Linux: /usr/autodesk/MayaUSD/Maya<バージョン>/
  • 注: Linux でファイルを手動で抽出する場合、または rpm のみをインストールする場合は、MayaUSD のインストール場所に MAYA_MODULE_PATH 環境変数を指定する必要があります。
  • MacOS: /Applications/Autodesk/MayaUSD/Maya<バージョン>/_-
  • バニラ設定では、Maya は最後にインストールされた MayaUSD プラグインを自動的にロードします。 これは、MayaUSD インストーラが、Maya が検索する共通の .mod ファイルを次の場所で更新するために発生します。
  • Windows: C:\Program Files\Common Files\Autodesk Shared\Modules\Maya
  • Linux: /usr/autodesk/modules/maya
  • macOS: /Users/Shared/Autodesk/modules/maya
  • 何らかの理由で、MayaUSD プラグインの前のバージョンに戻す/ロードする必要がある場合は、ロードする目的のバージョンを指すように MOD ファイルのパス文字列を置き換えます。

使ったインストーラー
https://github.com/Autodesk/maya-usd/releases#:~:text=MayaUSD_0.25.0_Maya2023.3_Windows.exe

  1. mayaモジュールの設定
    インストール完了後(windowsでは) C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\maya2020 以下に展開される

C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\Maya2023
└─Maya2023
└─0.22.0_202302061132-12c3665 がデフォルト
└─0.25.0_202309291138-d6de777 が入った
├─mayausd.mod
├─mayausdcreative.mod
└─mayausd
├─MayaUSD
│ ├─include
│ ├─lib
│ ├─libraries
│ └─plugin
└─USD
├─bin
├─lib
├─libraries
├─plugin
├─resources
(devkit.zip)
├─cmake
├─include
├─lib
└─share

上記フォルダに mayaモジュール定義ファイルである mayausd.mod が含まれるので MAYA_MODULE_PATH を通してやる。

どこに書くか?
設定はどこに書けば良いのでしょう?
だいたい4つ方法があります。 —> https://dftalk.jp/?p=72
とりあえず。個人の場合これでよし。

maya.envファイルに書き込む
(マイドキュメント\maya\mayaバージョン\maya.env)

MAYA_MODULE_PATH = C:\Program Files\Autodesk\MayaUSD\Maya2023\0.25.0_202309291138-d6de777\mayausd.mod

起動
maya起動後プラグインマネージャをひらき、usdプラグインを有効にする mayaUsdPlugin.mllがファイルのIO、mtoh.mll が Hydra render delegate(のうち USD付属の OpenGLレンダである HdStorm)のビューポートプラグインとなっている。

使えるようになるコマンド

mayaUsdStageLoadAll
mayaUsdStageUnloadAll
mayaUSDExport
mayaUSDImport
mayaUsdEditTarget
mayaUsdLayerEditor
mayaUsdLayerEditorWindow
mayaUsdEditAsMaya
mayaUsdMergeToUsd
mayaUsdDiscardEdits
mayaUsdDuplicate
mayaUsdGetMaterialsFromRenderers
mayaUsdGetMaterialsInStage
mayaUsdMaterialBindings
undoBlockCmd
mayaUSDListJobContexts
mayaUSDListShadingModes
usdUndoHelperCmd
usdImportDialog

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